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おたがいさまボランティアに参加して

山根彩花

西日本豪雨から約1年経った2019年8月24日。私は今回初めて「おたがいさまプロジェクト」に参加し、甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町を訪れました。

豪雨があった昨年の7月、報道を通じて被災地の惨状を知り、驚くとともに非常に恐ろしく感じたのを覚えています。私の故郷でもある岡山県は、全国的にも温暖な気候で有名であり、これまでほぼ災害とは無縁の地域だったからです。各地で災害が起こっても、胸を痛めながら、どこか他人事のように報道番組を眺めるばかり。しかしそんな私も、この時初めて、誰でも被災者になり得るのだ、災害に無関心でいい人間なんて一人もいないのだと気づかされました。

それから1年間、地元紙等で特に真備の情報を追っていたのですが、関連記事も次第に少なくなっていきました。今現地はどうなっているのか。そこで暮らす人は何を感じているのか。それを実際に自分の目で確かめ、少しでも被災者の方の役に立ちたいと思ったのが、このプロジェクトに応募したきっかけです。ネットで災害ボランティア情報を見ていたところ、つなごう神戸に掲載されていたおたがいさまプロジェクトを見つけました。

 

当日現地に入ると、のどかな田園風景とは不釣り合いなほど壁が汚れ、家具も何もなく、木がむきだしになった空き家が点在していました。他方、リフォーム中で鉄筋の足場が張り巡らされていたり、もう既に生活を始めていたりする家もありました。着実に復興への道を進んでいるけれども、その歩みにはばらつきがある、というのが、訪れてまず抱いた印象です。実際にお話を伺った被災者の方も、現状や物事の捉え方はやはり十人十色。自分が勝手に想像してきた「被災者」は、その中のタイプの1つに過ぎなかったのです。

さらに、私たちの集会について知らせに、仮設住宅を一軒一軒訪問した同じ参加者の方の言葉も印象に残っています。「集会に来られず、孤立してしまっている方がいる。何とかできないかな」――1年が経ち、確かに物質的な面では復興してきていますが、それで問題がすべて解決するわけではないと痛感しました。私たちのようなボランティアがやれることは、まだまだあると感じます。このように、今回このボランティアに参加しなければ気づかなかったようなことを、たくさん知ることができました。

 

私はこれまで被災支援ボランティアをやったことがなく、出発前までは不安を感じていました。1日無事に活動を終えられたのは、プロジェクトの代表の方や同じ参加者の方のフォローのおかげです。事前の講習会で足湯等の技術的な部分を教えていただいたり、一貫して皆があだ名で呼び合って何でも聞きやすい雰囲気を作っていたりと、初心者でも気後れすることなく活動ができました。

また逆に、被災者の方から元気をいただく場面も多々ありました。一緒に遊び、こちらに笑顔を見せてくれる子どもたちや、足湯をしながら気さくに話してくださるご年配の方々。それぞれが1年前、誰も想定していなかった被害に遭われ、想像を絶する苦しみや悲しみを抱かれただろうと思います。それでも、自分のようなボランティアにも明るく接してくださり、感謝の念に堪えません。この度は参加ができてよかったです。本当にありがとうございました。

 

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